●演出 … 大谷太郎 猪股隆一
●脚本 … 岡田恵和
●音楽 … 菅野祐悟
●主題歌 … 「プレゼント」玉置浩二
●出演 … 菅野美穂 玉置浩二 成宮寛貴 佐藤和也 山内菜々 渡邉奏人 岸田今日子 阿南健治 中田有紀 佐藤寛子 和鞍さほり 橘ユキコ 山崎雄也 芳本美代子 小日向文世 和久井映見
●製作 … 日本テレビ 2005
母親から全く愛されず歪んだ性格となり、幸せを見ると吐き気がして、”愛”というものを嫌い信じない松田洋子(菅野美穂)は顔が良いので男たちは寄ってくるが、その性格について行けずに捨てられ続けてきた。生きることに嫌気が差した洋子は最後だからと上京。
一方、超が付くほどのお人よしの片岡優二(玉置浩二)は妻と死別し、子供たち3人と暮らす警察官。ある理由で子供たちと一緒にいる時間を持つ為に刑事課から警務課に異動した。
東京に出てきた洋子は川で投身自殺を図るが死にきれない。ずぶぬれで入った居酒屋で、偶然居合わせた片岡たちに保護される。洋子は過去と決別したい思いから、以前からなりたいと思っていた記憶喪失のフリを。片岡は記憶が戻るまで洋子を預かることにし、共同生活が始まる…
正直、キャスティングを見て全く興味が無かったのですが、いざ観てみると菅野美穂の台詞回しに惹かれました。
普通、ドラマであんな言葉を使うことはないと思うのですが、やはり売れっ子脚本家の岡田恵和だけあって、いろいろ考えてきますね〜
岡田恵和を知らない方に補足すると、映画「いま、会いにゆきます」やドラマ「ちゅらさん」、「若者のすべて」等他にもヒット作が多数あります。
菅野美穂主演でいえば、「イグアナの娘」や「ラスト・プレゼント」がありますね。
ストーリーは、不幸な境遇に見舞われ、そのせいでとんでもない性格ブスとなった女と家族たちと明るく前向きに過ごす超お人よしの男という正反対の人間が作り出すものすごくベタな設定になっています。
その分、子供からお年寄りまで受け入れる内容となっており、多くの人がご覧になる可能性は十分秘めていると思います。
ただ、すんなりベタなスタンスで最後まで行くとは思えません。
なぜなら、いきなり玉置浩二演ずる片岡が1話目にして、自分の命が長くないことを視聴者に公表しているからです。
普通、こういう大きな設定は中盤まで引っ張って話を進めるものですが、最初からバラしてくることは、「簡単な終わり方はしませんよ」という作者のメッセージです。
もし、このまま単純な状態で終わったなら、とても面白い作品とは言えないので、早い段階で見捨てられますもんね(^^)
自らハードルを上げた作者ですが、どのようなサプライズを起こしてくれるか必見です!
演出の面では、病院に搬送されベットで目覚めた洋子が見上げた氏名欄のところに逆さ向きの「?」があったシーンが印象的でした。
このドラマの肝となるべき、記憶喪失を暗示していて、かつ、そのお間抜けなところがベリーナイスですね〜
何か、このドラマの演出が醸し出す雰囲気はまるで「ミルキーキャラメル」のように感じます。
また、キャストも派手ではないですが、非常に渋いところをついていますよね〜
あまり観る気にはならないところもありますが、観てしまうとついつい惹きこまれてしまいます。
主演の菅野美穂はとても28歳には見えないほど若々しいのに、演技力の高さには脱帽もの。
第2話で、メイド服姿で走るシーンがありましたが、モデルみたいに足が細い!
顔の張りも20代前半と言っても良いくらいだし、一体どうしたら、あんなに若くいられるんでしょうかね(^_^)
もう一人の主演、玉置浩二もいい味出しています。
本業の歌手でも、本人主演のドラマの場合、いい曲を作ってきますよね〜
かなり前になりますが、CX系「コーチ」の時の「田園」がこのケースになります。
今回の「プレゼント」もグッとくるバラードで、ドラマとマッチしていてホントいい感じです♪
また、成宮寛貴、小日向文世、和久井映見の3人もそれぞれの持ち味を出しています。
成宮寛貴はカッコいいけど純情な役を、小日向文世はどっか抜けた掴みどころの無い役を、和久井映見はメイド服が似合うカワイイおばさん?の役を好演しています(^^)
トータルにみて、相当高いレベルの仕上がりになる可能性ありですね!
最終回終了後に改めて、感想を述べてみたいと思います。
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最終回後の感想も楽しみにしています!
「あいのうた」が良い作品になるよう祈っています(^^)