●製作統括 … 島谷能成 斎藤薫 安永義郎 亀井修 細野義朗 伊東雄三
●エクゼクティブプロデューサー … 本間英行
●プロデューサー … 市川南 春名慶 堀口慎
●監督 … 土井裕泰
●原作 … 市川拓司 「いま、会いにゆきます」
●脚本 … 岡田惠和
●音楽 … 松原憲
●主題歌 … 「花」 ORANGE RANGE
●出演 … 竹内結子 中村獅童 武井証 浅利陽介 平岡祐太 大塚ちひろ 中村嘉葎雄 市川実日子 YOU 松尾スズキ 小日向文世
●製作 … 「いま、会いにゆきます」製作委員会(TBS 東宝 博報堂DYメディアパートナーズ 小学館 S・D・P MBS)
●配給 … 東宝 2004
雨の季節になったら、ママは必ず戻ってくる。小学一年生の佑司(武井証)は、一年前に病気で死んだ母・澪(竹内結子)が残した絵本の言葉を信じていた。父の巧(中村獅童)も、有り得ないことだとわかっていながら、つい空模様が気になってしまう。
そして梅雨の季節、二人の前に澪が表れる。しかし、彼女は一切の記憶を失っていた。
その日から六週間の三人の生活が始まる。
ある日、ふと澪は結婚まで至った二人のなり染めを尋ねる。巧は高校時代の二人の出会いを話し始めた・・・
これほど優しい映画が未だかつてあったでしょうか。
これほど美しい映画が未だかつてあったでしょうか。
雨の季節、亡くなったはずの澪が佇んでいた。
その竹内結子の姿がとにかく美しい。透明感ある雰囲気は今までで一番!この美しさはエンディングまで全く失われませんでした。
澪を迎え入れた心優しい巧と佑司。
中村獅童に父親役がハマるのかと思いましたが、複雑な役柄を緻密に演じ切っていました。
3人の家族がそれぞれを思いやり、記憶を忘れていた澪に新たな愛が芽生える。
映画の端々に散りばめられているそれぞれの思いやりに、ついついグッときてしまいます。
全く葛藤らしいものがなく、澪と巧の心の動きが細かな波動を形成して、心の琴線に触れるストーリーは心地よいの一言。
この映画を否定的に感じる人は、ヒネくれているとしか言いようがありません。
竹内結子の姿のみならず、とにかく映像が美しい。
ストーリーと同様に雑身が無く、日本らしい梅雨や初夏の季節感、空気の匂いがする世界は癒されます。
澪との別れのシーンでは自然と涙が流れるのではないでしょうか。
本来ならここでエンディングを迎える作品が大半ですが、とっても、切ないストーリーが回顧されています。「いま、会いにゆきます」というタイトルの謎もここで解かれていきます。
私の中で、この作品は一つの理想型を形成していて、完璧と言わざるを得ません。
秋穂澪(あいお・みお)、巧の名前までファンタジーテイスト溢れていて、イメージをさらに高めています。
唯一、指摘する点があるならば、現われた澪の記憶の中に、巧がいなかったことぐらいでしょうか。(この部分はご覧になられていない方は言っていることがわからないと思いますが・・・)
その唯一の引っかかりも、観ている時には全く気にならず、説き塞がれてしまいました。
話は逸れますが、このシーンで出てくる高校生の澪の役を演じていた大塚ちひろって、いいですよね〜
昼ドラ「ショコラ」で初めて見た時から、注目してきました。
決して、目立つ方ではないのかもしれませんが、舞台経験も豊富なせいか、とても演技力があり、雰囲気も抜群!
私の期待の女優の一人です。
本当のエンディングではリフレインされているシーンですが、こんな手法で心を掴むなんてもう憎いです。
これでもか!というように、オレンジレンジの「花」が流れ出し、やられました(>_<)
「いま、会いにゆきます」は日本最高のファンタジーと言っても過言では無いでしょう!
ファンタジーなのに、きれい事を並べていない点も好感が持てます。
私の中でも、邦画ではMyベストになりました。
こんな映画に共演したら、誰でも結婚してしまうんじゃないでしょうか(^^♪
自然にコボレル涙って、ホント気持ちイイです・・・
私見的評価 98点
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