2005年03月24日

ギャング・オブ・ニューヨーク GANGS OF NEW YORK

●製作総指揮 … ハーヴェイ・ワインスタイン
●製作・監督 … マーティン・スコセッシ
●原案・脚本 … ジェイ・コックス
●脚本 … スティーヴン・ザイリアン ケネス・ロナガン
●音楽 … エルマー・バーンスタイン
●出演 … レオナルド・ディカプリオ キャメロン・ディアス ダニエル・デイ=ルイス リーアム・ニーソン ヘンリー・トーマス ブレンダン・グリーソン ジム・ブロードベント ジョン・C.ライリー ゲイリー・ルイス
●製作国 … アメリカ
●配給 … 松竹 日本ヘラルド映画 2002

1846年、ニューヨークのアイルランド移民の少年アムステルダムは、先住民のグループ「ネイティブズ」のボス、ビル・ブッチャーに目の前で父親を殺された。十数年後、ニューヨークに戻ってきた彼は素性の隠してボスに近づき父親の復讐を狙う・・・


小泉首相が観覧したというニュースで初めて認識した作品です(笑)

19世紀中頃のアメリカがどのようだったかはわかりませんが、この作品を観ているとこんな世界はありえるなってほど説得力があります。

映像的にはリアリティーより雰囲気を重視した感があるのですが、血のにおいや痛みを感じる映画になっています。

特にダニエル・デイ=ルイスのナイフを扱う姿はそれを端的に感じることが出来るのではないでしょうか。
彼の鋭い動き、カメラワーク、そしてナイフとナイフが擦れる音・・・

ダニエル・デイ=ルイスは映画界から引退していたのですが、1997年以来のスクリーン復帰。アカデミー賞主演男優賞を受賞した圧倒的存在感はすごいの一言です。
これほど味のある俳優はそうそういないでしょう。

一方、主演のレオナルド・ディカプリオは「タイタニック」の呪縛からなかなか逃れず苦しんでいる印象が強いのですが、徐々にその呪いを解いていっているのではないでしょうか?

タイタニック出演によって「レオ様、レオ様」と騒がれ、軽いイメージが多くの人に根付いてしまいました。

やはり一度あれほどの大きなイメージが着いてしまうと、なかなか払拭出来るものではありません。

しかし、彼は実力で確実に階段を登っています。
この作品でも、以前のような軽い印象は消えて迫真の演技を見せています。

ストーリー的には力強さに惹きつけられます。
やはり、実際の時代を背景にしている為に骨太な仕上がりです。
セットや小道具にもその辺りを再現する為のコダワリがあり、見所の一つとなっています。

復讐を目前にする主人公ですが、視点が移り「時代の流れ」というものを実感させてもらうエンディングとなっていきます。

上映時間は約3時間とかなりのロングランになっています。
長編映画にありがちなストーリーが伸びきるということはありませんが、なぜか展開が速くて話が途切れるように感じる人もいるかと思います。

私見的評価 81点

ギャング・オブ・ニューヨーク
松竹 (2003/08/08)
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posted by Ky'z at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | 外国映画
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脚本レビュー「ギャング・オブ・ニューヨーク」
Excerpt: 「”ギャング”という言葉は100年前のニューヨークで生まれたのだ」 という知られざるアメリカ史の映画ですので、 情報量が多く日本人にはドラマの背景が掴めるまで結構時間が掛かります。   雑多な移民の上..
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Tracked: 2005-03-25 09:24
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